今回の大雪被害による、農業施設ハウスの片付け作業が始まり出しました。市内の8~9割のハウスが倒壊し、今後の本市の「農業」にとっても深刻な問題です。行政からはハウスの規模により5万円~50万円が支援金が支出されますが、その金額で解体、片付けを行っていただき、瓦礫については、各JAに一時保管され高浜クリーンセンターまた吉井クリーンセンターへ行政の支援で搬入されます。
各農家にとっては死活問題であり、国や県の支援策を見据え、農業の復活が出来るよう、更なる支援策を要望していきます。
*撤去した農業用施設の瓦礫の中間保管〔JAはぐくみ・梅加工所〕が始まりました。割れたガラスやビニールシートなどが分別され一時保管され、高浜、吉井クリーンセンターへ搬入予定です。
また3・11あの東日本大震災から間もなく3年が経とうとしています。市庁舎等では半旗の掲揚、並びに消防局・分署ではサイレンの吹鳴をPm2時46分から1分間行われ、市民及び職員への黙祷勧奨がなされます。
4/9日 一時保管場所への大雪被害、瓦礫が引き続き搬入されています。大規模なハウス等の処理はあまり進んでおらず、4月中旬からの説明会後からの再建にあたっての動きがまたれます。またパイプやビニールなど資材の調達が困難な状況もあり苦慮されています。
榛名地域防災対策意見交換会
Pm6時からは
「第1回榛名地域防災対策意見交換会」が消防関係・区長会・交通指導隊・自主防災会・病院・介護施設・民生委員・保育園・幼稚園・小中学校・支所各課長等の関係団体や組織の 代表の方々、60名ほどが一同に会し、「
榛名地域の防災」について活発な意見交換がなされました。今般の大雪に対し、各地域や職場、組織でどのような取り組みをし、どのような対応が望まれたかなど、真剣な議論が交わされました。自助・共助・公助の取り組みでは、公助が来る前に、自分自身でまた地域でどう取り組むべきか、また情報をどう発信し、どう受けるかなどについて、更に要支援の方や高齢者にどうすべきかなどが話し合われました。「情報ツールはどれも万能ではなく、情報をどう取っていくか、地域で困難をどう乗り越えていくか、最善の方法を地域の知恵でどう乗り切るかが大切であり、自主防災への取り組みの必要性、榛名地域また高崎全体で一人の被害も出さない地域づくり」を話させていただきました。最低1年に1度はこのような会議を持って行きたいとの峯岸支所長からの挨拶で閉会となりました、豪雪被害もあり、参加された皆さん全てが真剣に考えておられ、あっという間の2時間でした。
東日本大震災の教訓、また今回の大雪被害を真の意味での教訓に、今後どう活かすかが問われてくるものと思います。