2019年9月30日月曜日

常任委員会行政視察

 明日から3日まで教育福祉常任委員会で行政視察に小松市・越前市・奈良市へ出かけます。報告は後日、本日午後からは免許証の更新、午前は収穫したお米の籾摺り、夕食には新米でした。
一日目(10/1日)小松市
小松市において「珠玉と歩む物語」小松について~時の流れの中で磨き上げた石の文化~小松埋蔵文化財センターにてお話を伺う。
 小松では良質の凝灰岩が分布し石材を建築部材として利用、25か所の石切り場があり遊泉寺銅山を竹内明太郎翁が1902年に開発、鉱山機械製造として小松鉄工所→小松製作所→コマツへと続く。九谷焼の陶石には花坂陶石がが使われ陶石を粉砕し九谷焼陶土が出来ています。
今年5月にオープンしたセラボ・クタニを見学、全国から若手の陶芸家を招き、九谷焼(ろくろ・手びねり・絵付け)体験工房として施設はふるさと納税、九谷焼組合により隈研吾氏の設計で建設された建物でした。
自由時間に「コマツ」へ300tダンプトラックと草刈りロボット(ルンバのようなもの)を見学してきました。
二日目・越前市
越前市において「いきいきふれあいのつどい」による介護認定率低下について、また「健康21計画」についてお話を伺う。
いきいきふれあいのつどいでは活動助成金として基本額6万円(年12回以上開催)加算として24回以上開催で+6万円、子どもとの共生として年6回以上開催で+6万円、1か所当たり最大の助成額は18万円となっています。介護保険料は第7期、月額5890円(据え置き)福井県内で1番認定率が低い状況になっています。「健康」「フレイル」→「要介護」で高齢による衰弱(フレイル)を「栄養(食・口腔)「運動」「社会参加」による予防が大切と話されていました。
健康21計画では 1よいこといっぱいたばこ0本 2毎日プラス 1皿の野菜 3おいしく減塩 1日マイナス2g 4歯磨き(寝る前) プラス5分 5毎日運動 プラス10分 と5つの行動指針のもと啓発活動を進め市内の飲食店等にサービスパスポート提示でサービスを受けられます。
三日目 奈良市
奈良市放課後児童健全育成事業施設昼食提供事業について奈良市地域教育課よりお話を伺う。
 奈良市には43の小学校があり、H30年7月より市内43か所の放課後児童クラブ「バンビーノ」すべてで夏休み期間の昼食提供を全国初で実施、全児童15000人のうち4000人ほどがバンビーノを利用、民間の食品会社7社により提供されています。奈良市では全校が自校給食方式で取り組まれており、夏休み期間には学校教室も一部開放、また施設はすべて学校敷地内とのことです。さらに今年より夏休み期間も1週間前倒しで終了し、事業時数の確保に努められていました。

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