2019年11月9日土曜日

第81回全国都市問題会議

6日、鹿児島市に到着後、Pm2時から「かごしま環境未来館」を視察、洪水で水没した鹿児島実業高校跡地にH20年に建設、竣工され環境保全等環境問題への啓発活動の場として展示スペース、学習の場として活用され登録73団体により研修室など利用されています。リユース・リサイクルショップには未使用な食器など持ち込み「かごしまリユースカード」が発行されポイントがもらえ、お店に並んだ品物と交換でき、講座受講や図書利用等でもポイントが付くシステムです。暑さ寒さ対策として、屋上は全面緑化され、地下にはアースピット(地下通風坑)が設置されています。
(一日目)全国都市問題会議in霧島
7日、m9:30分から「防災とコミュニティー」を主題に原口泉氏(志學館大学人間関係学部教授)~鹿児島の歴史から学ぶ防災の知恵~と題し基調講演をいただき、主報告として中重真一氏(霧島市長)より霧島市の防災の取り組み~火山防災~、田中重好氏、松井一實氏、中田節也氏より地域から地域防災力強化への答えを出すために、H30年7月豪雨災害における広島市の対応と取り組みについて、火山災害と防災について一般報告がなされました。

(二日目)8日、Am9:30分より田中正人氏(追手門学院大学地域創造学教授)をコーディネーターに豊岡武士氏(三島市長)磯打千雅子氏(香川大学)大矢根淳氏(専修大学)持留憲治氏(国分野口地区公民館長)により地域コミュニティーの強化、レジリエンス(しなやかに災害を乗り越える力)の醸成等、パネルディスカッションが行われました。公助の限界が認識され、防災の原点「自助」と共に「共助」が再評価され公助と共助の組み合わせ、少子高齢化、人口減少の中、地域の将来像を見据えた防災に取り組むことが重要と話されていました。

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