

群馬県きのこ振興協議会主催の「きのこ栽培技術研修会」が県内のきのこ栽培関係者100名ほどの出席で前橋JAビルにて開催されました。県内外9社の菌種メーカーのブースもあり各種意見交換がなされていました。
講師に、気象庁 前橋地方気象台 防災業務課調査官「長沼 成美」氏〔霜注意報等を発令する担当〕をお迎えし「地球温暖化と群馬の気候について」と題し講演をお聞きしました。
90年後の2100年の日本の気候が今年の群馬の気候と推測され世界の中でも日本が高く、その中でも群馬は高く、平均気温が日本全体より高いことが予測されている。
農業部門においても気候の変動に充分な注意が必要であり、雹や霜害の増加や果実の色づきに影響が懸念され、温暖化が進むと温州ミカンの産地が北上した沿岸また、内陸方向へ進み、2060年にはリンゴの産地は北海道になるとの予測も出ているそうです。