市議会では4つの特別委員会〔中核市移行調査、総合交通対策、地域医療施設・新図書館整備、大規模公用地活用対策〕が設けられています。今年初めての委員会が本日より開かれています。
*中核市移行調査特別委員会
H23年4月、高崎市は中核市に移行予定です、県からの委譲事務は、民生・保健衛生・環境行政に関する事務などがあり2439件で配置人員は84名を予定し、うち39人の新規採用と専門職採用が見込まれています。また、人件費を含めた一般財源影響額は23億4000万円が見込まれていますが、普通交付税で24億円が措置される予定で財源となります。
●今後の予定
H22・2 総務省・厚生労働省からの内示
H22・6 県知事が中核市指定の申し出に同意
H22・10 中核市の指定〔政令公布〕
H22・12 市議会に関係条例の制定・改廃に係る議案提出、条例公布
H23・4 中核市へ移行・高崎市保健所設置
の予定で県と協議を進めているとのことです。また、動物収容施設が狂犬病予防・愛護及び管理に関する法律・関連する条例に基づく事務のため、乗附町の高崎市清掃管理事務所内にH23年3月末までに開設されます。
*総合交通対策特別委員会
市内循環バス「ぐるりん」の見直しについて
・路線の縮小化による、運行時間の短縮と運行時間の短縮
・利用者ニーズをふまえた路線設定
・都市型交通機関としての路線新設の方向性で見直し、利用者の少ない迂回路の廃止・病院・商業施設・公共施設・観光施設等への乗り入れ等が具体的なポイントで、現在より運行時間が30分ほど短縮され、交流バスの廃止と合わせ、約6000万円ほどが縮減されます。また、定期券を発行し30~40%の大幅な割引を実施予定で、来年度上期に試験運行、地域審議会に諮り、その後、国土交通省〔運輸局〕へ申請予定です。
*榛名地域については、昨年7月14日ブログに掲載
高崎・玉村スマートICについて
関越自動車道に建設予定のスマートICは、自動車道からETC料金所までネクスコ〔東日本高速道路株〕が、料金所から354号バイパスまでと市道の付け替えを高崎市が整備する。現在、用地測量・買収面積図の作成中で今年度中に用地買収、H22年からは埋蔵文化財発掘調査の予定
また、駅東口ターミナルからスマートICまで「PTPS」公共交通優先システム〔光ビーコンにより進行方向の信号機をバス優先にコントロールする〕を導入予定です。
15日
*地域医療施設・新図書館整備特別委員会
高崎市医療保健センター〔仮称〕・新図書館のレイアウトの変更が報告されました。
待合室の変更・女性利用者に配慮しトイレの位置・資料展示スペースを確保し、一般開架と雑誌、新聞スペースを変更となりました。また、太陽光発電も10Kwk→30Kwになります、全体工事は順調に進捗中でH23年1月には完成し、各種準備を経て4月供用開始となります。
*大規模公用地活用対策特別委員会
高崎競馬場・日清製粉・美州カントリー・高橋養鶏場・多比良公共用地について、検討委員会や地権者委員会・地元区長会との話し合い等が報告されました、美州カントリー〔倉渕地域〕については、県の緊急雇用対策を活用し隣接地との間に緩衝帯〔猪対策〕を設けるため徐伐や草刈り作業が実施されます。
以上が主な委員会での内容です。
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