2015年7月18日土曜日

市民経済常任委員会・行政視察

15日から17日、市民経済常任委員会で行政視察に行ってきました。
1日目・長岡市(15日)

・長岡市・生ごみバイオガス化事業について
 H25年7月バイオガス発電稼働し1日65㌧の生ごみを処理、ごみ量3割減少し、年間410万Kwを発電し、電力会社へ売電しています。
 H16年にゴミ改革に取り組み、ゴミの有料化、資源物の回収へ、最終処分場を有効活用するために取り組まれ、19億円の建設費・PFI方式で15年間28億円。
 市民への周知に取り組み、燃やせるゴミ回収・週3回→燃やせるゴミ週1回、生ゴミ週2回に変更、ゴミ袋も有料のため2㍑用の小さいサイズ(20円/10枚)も用意されています。また残渣は乾燥、固形化しセメント会社へ燃料として供給されています。敷地内には焼却場、隣接地には下水処理場が併設されており、この場所で完結されています。
ゴミの減量化には生ゴミの問題が大きな要因であり、生ゴミを資源化することでゴミの減量を図る取り組みは大変参考となる視察になりました。また、この事業は職員からのボトムアップ事業とのこと。
長岡駅前にあるシティーホールプラザ「アオーレ長岡」、1階にありガラス張りの議場が印象的でした。
2日目・富山市(16日)
・富山とれたてネットワーク事業について
 特色のある地場農産物の販売促進を一体的に展開、地場産物を提供している直売所などを加盟店、地域店として登録、富山市中心部に情報発信・販売目的にH22年「地場もん屋総本店」を設置。当日も多くのお客さんがおいででした。
商店街入り口には「富山まちなかカート」が置かれ、高齢者への配慮がなされていました。
3日目・彦根市(17日)
 ・彦根市商業振興基本条例について
H23年 10月 事業者・商店会・経済団体・彦根市の責務を明確化し商業の振興と地域社会の発展を目指し、商業振興基本条例を制定。
彦根市ではH21年から独自でプレミアム商品券の発行を実施(プレミアム率15%・H26年は未実施) 
「地域社会における構成員であるとの認識に立ち、商店会及び経済団体等への加入に努めるものとする」 理念型条例であり、罰則規定は無い、大手スーパー・ドラッグストア・コンビニなどチェーン店の加入が本部の意向や加入へのメリット等で難しいが86%が加入(H24年度)とのことでした。本市においても地元商店街とチェーン店等の良好な関係が築かれ、地元地域の活性化に繋がる施策へと進めていければと感じました。
台風11号の影響でローカル線の遅延がありましたが、風雨の中、井伊直政所縁の「彦根城」を見学。

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