2017年8月24日木曜日

会派視察

 21日~23日まで新風会で行政視察に行ってきました。
・一日目(青森市)
青森市経済部・経済政策課担当より、地域と一体となった商店街の形成に向けて「商店街に対する主な支援」についてお聞きしてきました。地域コミュニティーの再構築、空き店舗を解消し若者や雇用、賑わいの創出を目指しての施策が実施され、特に「パサージュ広場」(夢の詰まった路地)を通信市街地の活性化に向けて商業ベンチャー支援を行い原則3年間の出店で育った方は次のステップへと進まれています。
視察後、青森市文化観光交流館「ねぶたの家・ワ・ラッセ」にて今年の最優秀賞受賞のねぶたを見学
二日目(盛岡市)
国指定重要文化財「小岩井農場施設」視察、半世紀に及ぶ6次産業化への取り組みをお聞きし、国重要文化財施設の見学を行う。酪農産業・乳加工事業・販売、飲食サービス、各種体験による6次産業化で糞尿を利用した発電「バイオマスしずくいし」事業も手掛けられていました。1891年に小岩井農場は解説、共同創始者小野義眞(日本鉄道会社副社長)岩崎弥之助(三菱社長)井上勝(鉄道庁長官)の頭文字をとって命名。
三日目(宮城・山元町)

宮城県山元町・震災復興プログラムで山元町・語り部ガイド渡辺さん(代表)により被災地及び復興状況について説明いただきました。千年希望の丘には震災による瓦礫を利用し15か所の小山(緊急避難用)が設置中、旧中浜小学校では屋根裏部屋で津波被害を回避できたこと、幸せの黄色いハンカチプロジェクトとして各地からのメッセージが書かれた黄色いハンカチが小学校前に掲揚されていました。渡辺さんは震災当時中学校校長で高台の学校で避難所となり4か月にわたり1000人もの被災者を受け入れ陣頭指揮を執られ、生徒や人々の交流等、独自の運営をされ、かつて自分たちは津波の怖さを文字として知らされていたが自分たちの体験を言葉で後世に伝えていくとの思いで震災経験の講演活動をされています。

0 件のコメント:

コメントを投稿