2011年10月13日木曜日
東日本大震災と原発事故
社会福祉法人「新生会」で「東日本大震災と原発事故」~独日平和フォーラムとの対話~と題し公開シンポジウムが開催されました。
コーディネーターを原理事長がつとめ、シンポジストに「オイゲン・アイヒホルン」氏(独日フォーラム代表)、「セバスチャン・フルークバイル」氏(ドイツ放射線防護協会会長)、「山下勝弘」氏(社会福祉法人・牧人会理事長)、「岩井健作」氏(明治学院協会牧師)をお迎えし、ドイツ語通訳にはシンティンガー・エミさん(東京医科歯科大学教養部准教授)英語通訳には肥田良夫さん(株ヒューテック社長)が務められました。
新生会ではドイツからの兵役免除ボランティアを受け入れていたが、震災で中止となり今回のシンポジウムが開催されることとなった。ドイツからのお二人はチェルノブイリ原発事故を経験されておられ、山下さんは山形と福島で知的障がい施設を経営、また岩井さんは阪神淡路の震災時、神戸で牧師をされていた方々です。
脱原発でなく脱原発社会であり、経済、エネルギーの観点でなく人間の尊厳から考えるべき、また風評被害は差別であると述べられています。原発問題については、沖縄の基地の問題と同じく、日本全体で考えるべきであり、エネルギー問題について、豊かで便利なライフスタイルを維持するのか、我慢しても替えていくのか議論を進めて行かなければならない ー原発は福島の問題であるーこの考えを持たない人々であって欲しいとお話しいただきました。
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