2012年8月3日金曜日

市民経済常任委員会・行政視察

1日目 岩見沢市 農産物消費拡大推進協議会の地産地消の取り組みについて
行政面積48.110haのうち19.900haが耕地面積で、平均耕地面積は14.2ha、農家戸数は1398戸で大規模な専業経営をされています。かつては気候から多収量の米を生産→「ななつぼし・きらら397・ゆめぴりか」などのうま味の髙い品種に切り替え、小麦・大豆・タマネギなど道内でも上位の生産を誇っています。消費拡大推進協は地産地消推進強化事業と農産品流通支援事業の2つの専門部会をもち両部会の定期的な会議がもたれ連携を図っていました。下写真は大手スーパーの撤退後、市で買い取りJAが指定管理で運営するAコープ「であえーる」海辺の街との連携も図られ海産物も置かれそちらへは農産物が送られています。また例年、除雪費が7億円のものが今年は3倍の20億円の拠出で大変苦労されているとのことでした。


2日目 富良野市 中心市街地活性化計画、フラノ・マルシェの概要とその効果について
富良野市は人口24000人で「ちょっとおしゃれな田舎町」をテーマに中心市街地の活性化を民間主導で「ふらのまちづくり株式会社」を設立、「北の国から」やラベンダー・ワイン人気またスキー場で年間200万人の観光客を誇り、それらを絡め街づくりを行っていました。担当課長さんの説明に熱い思いが伝わり「夢を語るだけでなく1つでも具体化していく、地域の方々の協力と、強いリーダーシップが必要」と話されていました。写真下はフラノ・マルシェ、民間主導で10年、20年後を見据えた事業を展開し経済効果と意識変化をもたらしている。

富良野から旭川へ向かう車中から

3日目 札幌市 環境プラザにおける環境教育の取り組みについて
札幌駅・南口にある施設で環境プラザと共に市民活動サポートセンター・消費者センター・男女共同参画センター【1~4F・区分所有】と併設され【財】札幌市青少年女性活動協会により指定管理をされており上層階【5~13F】は民間企業や病院が入っている建物です。環境プログラムに取り組み環境保全アドバイザーや環境教育リーダーの講師派遣事業のコーディネートを行い札幌駅から地下通路にて移動可能【雪や雨、寒さに配慮】で施設稼働率は83㌫、体験と関心への動機付けとなる教材が置かれ関連する他のセンターとも連携され互いに相乗効果を上げられていました。屋上には150基の太陽光が設置され2.4㌫ほどの電力をまかなっているそうです。



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