2013年11月14日木曜日

志民たかさき・視察

一日目(12日) 白馬村
白馬村役場を訪問し、横田議長・田中総務社会委員長にも同席いただき、観光地とバリアフリー・温泉入浴補助・福祉施設についてお話を伺った。
白馬村は人口9000人、700軒の民宿があり、第3次産業従事者は75%、H24年には観光客(スキー・登山・一般観光)は240万人、教育旅行(自然系・アクティブ系)に力を入れ秋には100校ほどが関西圏を中心に来ていただいていて、近年、冬期のスキー客の減少があり、3世代の客層をターゲットに誘客を図っていました。またオーストラリアからの誘客(時差が無い・スキーを楽しめる)も図るが外国資本の民宿が増加し地域との連携が課題とのことでした。700軒のうち半数が観光協会に加入、そのうち30軒がバリアフリー対応《手すりやスロープ》されている。障がい者に対しては観光地としてユニバーサルデザインの視点に立ち施設のバリアフリー化はもとより、「心のバリアフリー」が大切と話されていました。観光地として白馬だけではなく各地域とも連携し誘客し、観光コースにオストメイトやEV充電器の設置など障がいのある方にも選択していただけることも大切と話されていました。

二日目(14日) 信濃大町
NPO地域づくり工房を訪問しお話を伺う、2002年、6回のワークショップを経て「くるくるエコプロジェクト・菜の花プロジェクト」両輪に市民参加で地域で活かされていないものを活かした地域作づくりに取り組まれています。水力を利用することにおいて、関係省庁等との協議が一番大変であったが、熱意を持って取り組むことが問題の解決につながったと話されていました。
くるくるプロジェクト・川上ミニ水力 全て手作りで小水力での一番の課題のゴミの除去、らせん型でゴミがつまらない様工夫されている、240Wを24時間発電し手作りのバッテリー36個に蓄電し自宅のピーク時にも対応されている。
駒沢ミニ水力 野猿駆除のため電気柵の電源として100万円ほどで作成、ゴミがつかえてしまうのが難点とのこと
 
*大町新堰(しんぜき)発電所 2012年5月供用開始し最大出力1000KW、総工費15億円、ペルトン水車を用い導水路はFRPM管(強化プラスティック)を用い工期の短縮が図られ、取り入れ口には自動除じん機が設置されている。東電では81年ぶりの小水力発電施設。 
*白馬では突然の大雪(15㎝位) 紅葉と白い雪、風情がありました。




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