2011年7月1日金曜日

高崎市民21・視察


6/29日 視察1日目・「下関市環境部・奥山工場」
下関市環境部へ伺い、高浜クリーンセンター建て替えの参考にお話を伺う。

現在の清掃センター(粗大ゴミ・ビン缶・ペットボトル)は中心街にあり「しものせき環境みらい館」を併設し啓発活動にも大きな役割を担っている。
 また一般廃棄物処理の奥山工場へ行き、今後の立て替え180t/日(S63年建設)→170t/日、ストーカ方式で灰溶融は取り入れず、主灰はセメント化、200t以下の処理場を10年~15年で1基づつ更新、同じ施設内に建設し、最新の技術とともに経済性と地域の実情(大手セメント事業者あり)に合わせ検討し決定に至る、既存施設の解体費用やランニングコスト、最終処分場との兼ね合い(溶融化)等、ご示唆いただいた。



 「6/30日 視察2日目」

 大分県日田市にある大分県農林水産指導センター林業研究部「大分方式乾燥材」について伺う、

H12年から研究を始め、高温低湿処理、(乾球温度120℃、湿球温度90℃)で12~48時間乾燥しドライングセットを形成させ+天然乾燥+促進乾燥で、高品質な材をJIOと協定をし品質管理基準(仕上がり含水率20%以下)で表面割れ2ミリ以内、材色も天然と同等程度としっかりとした基準を設け、県全体で取り組み、現在20社が加盟し、生産工場認証をしている。トップセールスにて県外また海外へも進出中。



 「7/1日・視察3日目」

 別府市にて別杵速見(べっきはやみ2市1町)地域広域市町村圏事務組合を訪問、「藤ヶ谷清掃センター更新事業」ストーカ式焼却炉・高効率ゴミ発電施設235t/日(117.5tx2炉)、蒸気タービン4000Kw、H16年から検討し22年2月~27年3月工事が始まり、H26年4月~H41年3月までの運営、循環型・セメント化(業者あり)・CO2削減・安全、安定(先進事例)・以前の敷地内、最終処分場との整合性・経済性を考慮し決定とのこと。

 視察前に市議会議長、副議長さんを表敬訪問、~山は富士、海は瀬戸内、湯は別府~をテーマに多くの観光客を招き入れ、留学生も3500人を受け入れている。

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