2011年7月30日土曜日

保健・福祉常任委員会視察

1日目
 函館市・発達障がい支援パンフレット(パーソナルスケッチ)作成についてお聞きしました。
発達障がいへの理解と支援を進めるため、H21年3月支援パンフ(ぱーそなるすけっち)、障がいのある子の成長、発達の支援に「療育カルテ」を作成し1歳6ヶ月児、3歳児乳幼児検診時に配布し、早期に発見、早期に適切な支援が行えるように実施、医師(小児科・精神科・整形外科)3名、理学・作業療法士・言語聴覚士9名(各3名)、心理士・看護師2名(各1名)を配置するとともに、発達支援コーディネーターとして保育園・幼稚園に配置(主任さんなど各園で1名ずつ2~2,5hの研修を月1回で5ヶ月間)実施、H22年は20保育園、H23年は23保育園・12幼稚園で実施予定とのことでした。本市の子ども発達支援センターでの取り組みにも参考になる視察でした。



 *自由時間で五稜郭へ(五稜郭タワーより撮影)再建された奉行所を見学
 2日目
 札幌市・子どもの権利条例及び推進計画について視察
H15年さっぽろ元気ビジョンの発表から制定に向け取り組み、H18年パブリックコメント(3504件)の実施、H19年2月議会否決、H19年6月さっぽろ元気ビジョン2発表、H20年2回目のパブコメ実施 、5月議会継続審議となる、20年11月「札幌市子どもの最善の利益を実現するための権利条例」と修正し可決、H21年4月施行し「札幌市子どもの権利救済機関(子どもアシストセンター)」開設
 「子どもアシストセンター」
救済委員2名(臨床医・弁護士)・調査員3名・相談員7名(教員OB)・事務局4名で行政から独立した第3者委員会として電話相談から 窓口相談を行っています。
3日目
 石狩市に移動し、大型児童センター「子ども未来館・あいぽーと」を視察
遊びなどを通し児童の健全育成に関する総合的機能を有す施設、特に、中高生の情操と健康増進に重きを置く、放課後児童会・地域子育て支援拠点(調理室等併設)・楽器の演奏のできる防音室で、こども運営委員会(小学生こども委員会、中高生こども委員会)を設置し広く意見を取り入れ、隣接の図書館とも連携をし「市民」の施設のコンセプトの運営がされていました。   

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