2011年12月2日金曜日

災害対策特別委員会

*コンテナパック577袋【約242.6トン】が保管されている様子

 12/1日 同僚の林議員と視察させていただいた「阿久津水処理センター」
 *新たな保管庫用・建屋建設のための整地準備も始まっています。
2日市議会・災害対策特別委員会が開催され傍聴させてもらいました。
(1)自然災害時における燃料等の供給協力に関する協定の締結について 
・自然災害時に優先的に燃料等の提供を受けることができる・緊急消防車、救急車や公用車・非常用発電機を有する市有施設・避難所・非常用発電機を有する救急告知病院等を群馬県石油協同組合高崎支部と締結
(2)放射線量の集中測定結果について
・11/1~18日まで、子どもや不特定多数の市民が長時間にわたり活動する、保育園・幼稚園・小中学校・公園等、509箇所【4979ポイント】を集中測定し、国の除染基準0.23マイクロシーベルト以上を除染作業【埋め戻し】を速やかに実施予定【植木の植え込みや雨樋・排水ます等175カ所】
(3)汚染状況重点調査地域の指定と除線に関する本市の方針について
・国の除染基準となる地上1㍍で毎時0.23マイクロシーベルト以上を超過する場所が今のところないことから「地域指定」にかかる申し出を国に行わないこととする【追加は可能】、また「簡易型測定器」の貸し出しも検討
(4)公立保育所・幼稚園・小、中、特別支援学校給食の放射性物質検査について
・保育園21・自校給食59・センター式5施設を地域性を考慮し12地域に分割し、毎週3地域から1カ所検査実施し調理済み給食に含まれる放射性物質検査を実施、学校や保護者に情報を伝える。
(5)放射性物質を含む浄水発生土の仮保管方法について
・河川の表流水を原水として使用、天日乾燥床を所有している浄水場で「白川35トン・八束20トン」の発生土を若田浄水場で保管→若田の天日乾燥床1基を利用し、防水加工・土30㎝で覆う・15㎝の防水コンクリートで蓋をし、1年ごとにコンクリート壁で仕切る、保管期間2.5年~3年間確保可能。
(6)阿久津水処理センターにおける放射性物質を含む下水道汚泥の現状について
・写真のように新保管建屋を建設し、飛散しないよう保管、500ベクレル以下のものは「太平洋セメント【株】熊谷・さいたま工場」へ脱水汚泥のまま搬出。
以上のような内容で、国の指針にあわせ、市民生活の安全に最大限配慮し迅速に対応すると共に、積極的な情報提供を行うとのことです。

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